石の上にも3年、1000日のロジック、とも言います。

マルコム・グラッドウェル氏の10,000時間の法則の通り、どんな分野でも何か1つのことに10,000時間を費やすとある程度のスキルに到達すると言われています。9〜10時間を365日、毎日練習を3年間(1095日)してようやく10,000時間です。

そのためにはこの長い期間、子どもたちが安心して練習を実践できる環境が整っていることが前提となります。子どもたちが「自分はこれをやりたい!」とやりたいことが見つかった時、10,000時間安心して過ごせる場所で、自分を突き詰めていくことで「自分が何者か」見えてわかってくるのです。その環境を提供し続けることが私たちの使命です。

実際に

【レベルアップ】では16:30-19:00の 2.5時間

【フューチャーズ】では 18:00-21:00の 3時間

3時間 (2.5時間) x 363日 = 1,000時間

10,000H ÷1,000時間=10年となります。

学校がありますので、毎日頑張っても3時間の練習を週3〜5回ほどです。18歳頃ようやく7,500~8,000時間です。自分のテニスがわかってくるのに、大体これくらいの時間がかかるのです。ここから、「自分はこれからどうしようか」「これからテニスとどう付き合うか?」と考える時期が始まります。自分を取り巻くこれまでの環境(家族、学校、TTCなど)への理解が過去を振り返ることで深まりはじめ、見返すことで自分以外が見えてくる様になります。自分のことを自分で考え、判断できるようになるのがこの頃になります。 私たちはこの様な子どもの大切な成長過程において、テニスを通じて人として成長する場をご提供しています。またこうした子どもたちの成長に親として、大人として、指導者として、友人として、様々な形で関わらせてもらえることで互いに「自己成長できているか」「自己のデベロップできていますか?」と確認しあえる研修センターであり、成長する人たちを、そうした人を応援する人たちが集まる場、Tennis for allを目指して成長を続けていきます。