テニスを通じてよき考動を育むこと。これがTTCの豊かな⼈⽣作りのロジックです。
これが絶対ということではありません。各家庭、個⼈が何を選択するかは⾃由であり、正解はありません。私たちの考えに共感くださる⽅に出会えたとき、TTCの考えるテニスをスタッフから、施設から、ありとあらゆるモノゴトから、精⼀杯ご提供できることを⽬指しています。テニスを通じて其々が⼈⽣を豊かにするよき考動を⾒出し、育むこと。これがTTCの豊かな⼈⽣作りのロジックです。
バランスとは「⼼の安定」です。⼀⾒つまらないかもしれないことを、楽しみながら繰り返し繰り返し⾏う環境を継続してご提供していくために、TTCは公益財団法⼈と⾔う形でその永続的な環境提供をお約束しています。
利便性が進み、対話が希薄な時代だからこそ「テニス」。
利便性が進み、コミュニケーションが希薄になってきています。退会や⽋席の連絡なども利便性の観点からLINEやテキストで事務的に終わってしまうことがサービスの向上の⼀環として選ばれ、新たな慣習となっている時代です。仕⽅がないことでもあります。
しかし私たちはそれで良いのか?と考えます。相対してきっちり相⼿の⽬を⾒て、しっかり伝えることがコミュニケーションの基本です。そんな時代だからこそ「テニス」なのです。
廊下を⾛ってはいけない。
なぜだろう?
TTCには廊下があります。廊下は⾛るようにはできていません。廊下は⼩さなお⼦様からご年配まで様々な⽅が利⽤します。⾛ってぶつかっては怪我をさせてしまうかもしれません。廊下を⾛ってはいけない。なぜだろう?そうしたことを1つ1つ考える機会を作っています。
1つ1つのこうした「気づきの機会」の芽を摘みたくないというのがTTCのこだわりであり、このような気づきから子どもたちはテニスの本質、「本当のテニス」につながっていくと考えます。
TTCにガラスが多い理由。
ピカピカに磨かれたきれいな窓は⼩さい⼦どもたちは⼤好きで、みんなペタペタ触ります。その時に、「ピカピカできれいだね。それはここをきれいに掃除してくれてる⼈がいるからだよ。触ったらどうなった?⼿の跡がついちゃったね。どうしたらいいと思う?」このような会話や問いかけをしてあげたいですし、ピカピカに戻すことができたら思いっきり褒めて子どもたちが喜び、自信をつけて行くことのできる環境づくりにこだわっていきます。
TTCには「⾃動扉」はありません。
扉を譲る際に、「お先にどうぞ」というコミュニケーションを生む環境か、そうでない環境かを選択するのであれば、私たちTTCはそうした思いやりのある対話が生まれる環境づくりを選択します。
お客様の利便性を優先し、最も⼤切とする「思いやり」の芽を摘むような環境を作っていくのはナンセンスだと考えているからです。開けっぱなしで⾶び出していく⼦に声かけをする仕事も指導として増えます。それを⾯倒だから⾃動扉に変えてしまおうという発想はTTCにはありません。
ドアを開けて差し上げたり、譲ったりすることでお礼を⾔われる機会、頑張ってるねと褒められる機会、こうした体験を1つでも多く施設内で作ってあげることをTTCは⼤切にしています。